ミュータント出現エリア

NPCバトルエリア

異常強化されたNPCが出現するエリアは幾つか存在しており、
現在は各個戦闘クランにそれぞれの持ち場があり、それを宇宙側セントラルエリアにある
「スイーパー司令部」が随時作戦の統括・発注、索敵の管制を行っている。
「勢力戦争用の軍隊」とは別にこうしたネットワークが形成されており、
彼らは職業集団としての集まりを保っている。
本来ならこの対NPCに振り分けるリソースは、宇宙側がクエストクリアに利用していたものだったため、
現在宇宙側は、解放クエストの攻略が停止している。

サンダーボルト宙域

「この宙域に未来は無い・・・・・・だが、希望は必ずある」

担当クラン

「ムーア師団」「リビング・デッド師団」「三つ首龍の紋章」 他

旗艦

マゼラン改級戦艦「フェンリル」ティベ級重巡洋艦「ヴァリアント」ザンジバル改級機動巡洋艦「キマイラ」

備考

「機動戦士ガンダムサンダーボルト」の舞台を模したエリア。
大手戦闘クラン「ムーア師団」「リビング・デッド師団」「三つ首龍の紋章」が担当。
最激戦区であり、大手クランが3つ、10人以下の細かい所も含めれば30以上のクランが
投入されているにも関わらず、戦況はやっと均衡、と言う状態。
一週間あたり3人がPKされているにも関わらず、高給である事や
サンダーボルト宙域での勤務経験は宇宙側では無上の尊敬を集める事から、応募倍率は常に高い。
平均Lv.が40以上、機体の平均レアリティも6と、
通常ならばエース扱いされるような人員だけで構成されているにも関わらず、

・シールド付きサブアームと脱出ポッドの装備取り付け改造を推奨
・機体ダメージが20パーセントを越えた時点で戦力と見なさない。後退厳守。
(通常のNPC戦では機体ダメージ40パーセントが撤退を考えるライン)
・それまでがどんなコンセプトの機体であれ、実弾、ビーム兵器、シールド、ビームサーベルの
「四種の神器」の装備が義務。これはトップエースであっても同じ。
・改造・修理は全てクランが費用負担。その代わり「四種の神器」に則る事。

等、このエリアだけ様々な厳しい規則が定められている。
ただ、これらの規則や装備は彼らの尊厳を侵す為の物ではなく、
「そうしなければNPCに勝つ事はおろか、生き延びる事すら難しい」と言う
これまでの経験から作られている。
兎に角生き延びる事が難しく、「一回出撃して帰ってきて半人前、二回出撃して帰ってきたら一人前」と言う標語がある程であり、
初陣で死亡するプレイヤーが多い。
異常強化後に一時は宙域の大半を押さえられ、あと少しで宇宙側勢力のコロニー圏への侵入を
許す所だったが、ぎりぎりの所で戦力生産体制、戦力編成が完成した事、
当時宇宙側最強と言われた「三つ首龍の紋章」クランが勢力戦争から対NPC戦への転換を申し出てくれた事もあり、
そこから多数の犠牲を出しながら小惑星揚陸作戦、
制宙権奪回作戦を繰り返し行い、現在は均衡まで押し返している。

この宙域だけ出撃する前に「ご武運を!」ではなく、
「ご安全に!」と言うかけ声が使われており、端から見れば奇妙に見えるが
彼らに取ってはこれこそが最も安心するかけ声となっている。

システムの軍以上に軍隊らしくある事が求められ、
普段は忘れがちな「ゲームなのに本当に死ぬ」GBFの狂気に向かい合う事が要求されるここは、
ある意味で最も本物の「戦争」に近い場所と言える。

もし一般ユーザーがこの宙域に迷い込んでしまった場合は、まずそこが人類による奪還済みの地帯かどうか
確認し、奪還済みであれば即座に離脱。
もし奪還が済んでいない、つまりミュータントが存在するエリアに入ってしまった場合、
すぐさまSOSシグナルを発してムーア師団かリビング・デッド師団に連絡を取ろう。
この宙域は常に数隻のパトロール艦隊が存在するため、数時間で駆けつけてくれる。

なお、ある一人の「三つ首龍の紋章」構成員によると、「以前に自分がPKした地球側エースプレイヤーと酷似した動きを行う機体があった」
 と言う事であり、それに基づくPKと強化NPCの関係に関するとある仮説が上げられている。


サルガッソー宙域

担当クラン

ザラム・エウバ義勇団

旗艦

ディーヴァ級航宙揚陸戦艦「プリマ・ドンナ」

備考

「機動戦士ガンダムAGE」の舞台を模したエリア。
大手戦闘クラン「ザラム・エウバ義勇団」が担当。
それ程の激戦区では無いが、定期的にレガンナーやドラドが沸き、視認性が悪いため、
十分な警戒が要求される。
また、サルガッソー宙域では希に義賊がスイーパーと共闘する事もあり、
「ガルディアン」等の宇宙海賊らと共に戦闘を行った記録等が残っている。
この場合は、共闘したクランらが拠点に宇宙海賊を招き、報酬を手渡しているようだ。
この宙域を担当する細かなクランとしては「トルディア防衛部隊」等が居る。
この宙域の難点は視認性が悪いため「気がついたら隣の奴が死んでいる」と言う事であり、
どこか緊張感の抜けるレガンナーのフォルムと相まって、
ゲームライクな環境、トイライクな敵との間で命のやりとりを行う狂気の宙域でもある。
この宙域は太陽を用いた観測航法が出来ず、迷い込んだ後に無暗に動き回り、
脱出出来ないまま遭難する、と言う事もあり得る。
もし迷ってしまったら決して自力で脱出しようとはせず、SOSを発してザラム・エウバ義勇団の艦艇を待とう。
彼らはこの視界の悪い宙域でもきちんと水先案内が出来るだけの知識を持っている。

暗礁宙域

担当クラン

「デラーズ・フリート」「魔女の箒」他

旗艦

グワジン級大型戦艦「グワデン」

備考

「機動戦士ガンダム0083 STARDUSTMEMORY」の舞台を模したエリア。
その名の通り障害物となるオブジェクトが多く配置されており、思うように動くことが難しい。
激しい戦闘が行われることは稀だが、
スイーパー司令部から「立ち入り禁止」の警告が出されているにも関わらず、
「一年戦争時の機体の沸きが多い」と言う理由から、一年戦争ファンがドロップを目当てに突撃し返り討ちになっており、
スイーパー司令部はこの密猟者の自滅をどう防ぐかに頭を悩ませている。
「デラーズ・フリート」が他のスイーパー司令部と比べると小規模なことから、その分をカバーするために
小さなスイーパークランも数多く集まっている。
そのためエリアがさらに細かいブロックに区切られており、ブロックにクランを割り振ってきめ細かく対応していくのが基本となっている。
一見すると小さなスイーパークランでもやっていけるエリアに見えるが、このエリアにはザク、ドムと言った機体の残骸が多数浮遊しており、
それがNPCなのか、フィールドオブジェクトなのかをきちんと見分ける必要があると言う、地味に注意力を要求されるエリアでもある。


ヤキン・ドゥーエ宙域


担当クラン

ファントムペイン 他

旗艦

ネルソン級宇宙戦艦(モビルスーツ搭載型)「サンダーチャイルド」

備考

『機動戦士ガンダムSEED』の舞台を模したエリア。作中最大の激戦区であった為か、NPCの出現率は高い。単位時間辺りの量というよりは倒しても倒してもキリがないという状況であり、ある程度倒せば一旦どうにか小康状態に出来る他の中規模宙域とは違った対応が必要になる。連合・ザフト双方のレア機体ドロップ率は高いとされているものの、ファントムペインの縄張りという事から敬遠されがちでもある。
原作では核兵器やジェネシスといった大量破壊兵器が運用されたが、ステージとしては要塞崩壊後を再現している為に、それ等が用いられる心配は無い。しかしながら使われる前に船ごと沈んだ弾頭の中に生きているものが存在する可能性までは確かな事は分かっておらず、デブリに対しても注意を払う必要がある為に、精神的にも『キツい』エリアと言えるだろう。
迷い込んだ者に救いがあるとすれば、当宙域はラグランジュ5近辺に位置しており、同じL5に存在するサンダーボルト宙域にも頑張れば辿り着ける事だろう。精強無比を誇るムーア師団及びリビング・デッド師団に救援を求められるのならば、これに優る安心はあるまい。

文:インノケ、木村、黒井

  • 最終更新:2015-05-06 22:07:13

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード